ペンのライン

~大津の町並みを中心とした水彩スケッチ~

大津の町並み89(中央1丁目,柴田豆腐店)

ペンのライン
柴田豆腐店は約100年前から続いている店です。

町家の格子は、その店の商売を表現していると言われます。
この店の格子は”麩屋格子”と呼ばれ、麩や湯葉、豆腐などの水物
を扱う店構えによく見られる、幅5センチくらいの太い角材を用いており、
格子の内側も水に濡れても大丈夫なように工夫されています。

他の昔風情の豆腐さんも、この形式の格子がはまっていました。

店の中は昔のままで、土間には石畳が敷かれており、
柱も天井も黒くて、ずっしりした重みをたたえています。
一箇所だけ変わったものを挙げるとすれば、昔は竈だったものが
ガスコンロになったことでしょうか。

[クリックすると大きくなります]


2009.03.19

町家の色々な格子

【糸屋格子】
採光に適しており、色物を扱う糸屋、呉服屋などの
繊維業界で用いられます。


【炭屋格子】
炭が外に舞うのを抑えるため、開放部が
狭くなっています。


【酒屋格子】
酒樽が当たっても大丈夫なように、頑丈な角材が
用いられた構造になっています。
米屋格子、麩屋格子も似た形状です。