富田林寺内町の町並み1(橋本家)
富田林の寺内町は、中世末期に南河内石川の畔に寺院の境内、即ち、
寺内町として誕生した宗教自治都市です。
江戸時代には物資の集積地として商業が発展し、在郷町として栄えました。
国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
寺内町は他の町と比べても区割りが大きく、京都などは間口の狭い切妻の
町家が並んでいるのに対し、入母屋造りの豪華で大規模な町家が連なって
おり、一帯が邸宅地のような感じを受けました。
18世紀後半に建てられた橋本家です。
背後に見える板塀や樹木も同じ敷地内らしく、寺内町で見られる典型的な
入母屋造りの非常に大きな町家です。かつては酒造業を生業としていたそうです。
この地区に住む方に話しを聞きましたが、若い人にとっては住みにくく、
息子達は出て行ってしまい、年を経て引退するころにまた戻ってくるそうです。
こんな大きな家に住むのは凄くうらやましい気もしますが、実際には
色々と大変なのでしょう。
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2008.04.29
橋本家の装飾 【持ち送り】
水切りのための庇を支えるために取り付けられていますが、
デザイン性の高い漆喰で塗り固められた持ち送り(左上)と、
標準的な木製の持ち送り(下部)
寺内町ではよく見かけられます。
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